【速報】東証一部上場、プレサンスコーポレーションの社長が逮捕、気になる直近の業績は?
東証1部上場地場不動産大手プレサンスコーポレーション社長が逮捕
大阪府熊取町の学校法人明浄学院の元理事長らが法人の資金21億円を着服したとされる明浄学院21億円横領事件であらたな展開だ。東証1部上場の地場不動産大手プレサンスコーポレーションの山岸忍社長が共謀した疑いで大阪地検特捜部は16日、業務上横領容疑で逮捕したのだという。プレサンスコーポレーションは12月5日づけで「当社従業員の逮捕について」というプレスリリースを開示していた。従業員だけでなく、東証一部上場のトップの社長まで横領に関与していたとすると前代未聞の経済事件に発展することは必至だ。
プレサンスコーポレーションは関西のマンション分譲大手
不動産大手プレサンスコーポレーションは1997年10月に設立。関西圏/東海地方を中心にマンション分譲事業を展開しており、東証2部上場だったが13年に同1部に上場。マンション供給戸数は10年以降、関西圏で9年連続トップ、リーマンショック以降は9年連続で最高売上高・利益を更新となっている関西のマンション分譲大手だ。
山岸社長は容疑を否認
捜査関係者によると、山岸社長は事情聴取に対し、容疑を否認しているという。
スキームは?
日経新聞によると 「手付金21億円の原資はプレサンスコーポレーションから支払われていたとみられ、着服の過程で手付金の一部が山岸容疑者側に還流していた可能性がある。」とある。とすると山岸容疑者が経営するプレサンスコーポレーションから実質的に横領したということになりそうだ。