Wirecard会計問題のキーマン?Henry O’Sullivan氏
シンガポールの消費者問題担当の検察が2019年3月にWirecardのシンガポールのオフィスの従業員が会社の収益を増やすための複雑な複数年計画を調整したとして、Wirecardの急成長するアジア部門を調査を開始した。
http://sirf-online.org/2019/06/13/the-pity-of-wirecard-part-two-bezzle-never-sleeps/
検察当局はSouthern Investigative Reporting Foundationが2018年1月に報道したWirecardの2015年10月のGreat India Retailのオンライン決済事業の買収におけるHenry O’Sullivan氏の複雑な役割を調査していくという。Henry O’SullivanはSenjo Payments Europe SA. のファウンダーで、この会社はWirecardの主要な3つの取引先の一つであるとファイナンシャルタイムズ紙は指摘されている。
イングランド出身で現在シンガポールに住んでいると言われる46歳のO’Sullivan氏は、ほとんど表舞台には現れず、書類上ででてくるのみだがアジアにおけるWirecardの取引の多くを裏で仕切っていた可能性が高いという。