英国の何千人もの消費者が、決済会社Wirecardを襲ったスキャンダルの影響でお金にアクセスできなくなっているという。
Wirecard Card Solutionsの英国ライセンスは、ドイツの親会社が債務超過を申請した後、規制当局によって凍結された。
これは、人々が一時的にWirecardの技術を使用して英国の金融アプリで保持している現金にアクセスできないことを意味する。
Wirecard Card Solutionsは、イギリスのいくつかのフィンテック企業のプリペイドカードを提供していた。
これは、家賃の支払いや食料品の購入など、日常生活の必需品のためにフィンテック企業にたよってきた消費者にとって看過できない状況だ。
規制当局である金融行動庁(FCA)は、ニューカッスルに拠点を置くワイヤーカードカード・ソリューションズに対し、「顧客のお金をさらに保護するために、規制されたすべての活動を停止する」よう命じたと発表した。
金融テクノロジー企業のPockit、ビジネスアカウントのAnna Money、人々の財政を1つのアプリに集約することを目的としたCurveは、FCAの決定後、顧客にアカウントをブロックされると伝えた。
https://www.bbc.com/news/business-53198409