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Wirecard、疑惑のドバイ事業を清算へ

Wirecardは同社の売り上げの多くを支えるドバイ事業を清算すると発表した。同社のドバイ事業は、同社の売上と利益を不正に膨らませたという内部告発の疑惑の中心地だった。 

同社は決済処理業者であるAl Alam Solution Providerを清算するという。Al Alam Solution Providerは先月末にKPMGが、Wirecardの収益と利益の大部分が本物であることを確認できないと報告したばかりだった。 

Gulf Today紙に掲載された通知によると、同社は5月2日に解散したという。その4日後、Wirecardは、グループ最大の子会社であるCardSystems Middle Eastを清算し、その運営と資産をドバイの別の部門に移管すると発表した。 

CardSystemsは近年、Wirecardの最大かつ最も収益性の高い部門であった。KPMGによると、CardSystemsと他の2つの大規模なWirecard事業の収益のほぼすべては、決済処理の顧客を3つの第三者に紹介したことに起因しているという。

フィナンシャル・タイムズ紙は以前からAl Alam がこれら3社のパートナーの中で最大のパートナーであると報じたが、アルアラムは6~7人のスタッフがいる小さなオフィスで運営されているほど小規模だという。 Wirecard と Al Alam は共に不正行為を否定している。